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二 試験エリアの提携
フランスの Dassault Systèmes 社は台湾に研究開発センターを設立す
るほか、友嘉グループ (FFG) 社と提携してスマート工場のビジネスチャン
スをつかみ、桃園および台中市政府と IoT の覚書に調印し、共同で IoT、
スタートアップエコシステム、イノベーション研究開発ハブなどのプロジ
ェクトに取り組みます。米企業シスコシステムズは台湾のイノベーショ
ン力、デジタル人材及び万全な産業チェーンを重視した上で、すでに桃園
市政府と提携覚書を締結し、今後はシスコシステムズの技術を導入して、
AI、IoT、5G の実験実証プラットフォームを共同推進していく予定です。
ドイツ企業シーメンスは台中市政府と提携してスマート製造試運転
エリア、デジタル化体験及び開発センターを設立したほか、2019 年には
桃園市虎頭山イノベーションパーク情報セキュリティ IoT センターに入
居、さらには IoT ユーザー組織 MindSphere World も設立し、産官学の専
門家を結合して、工業 IoT エコシステムを構築します。
三 人材育成面での提携
マイクロソフトが 2018 年に台湾に設立した「AI 研究開発センタ
ー（AI R&D Center）」は、研究開発機能を台湾に展開し、2019 年には
「Startup Terrace 林口イノベーションパーク」にも入居し、マイクロソフ
ト社のスタートアップアクセラレータを通して、台湾の優れたスタートア
ップチームに積極的に資源を投入しています。Google 社は 2018 年 3 月
に台湾で AI 人材育成プロジェクトを開始し、2019 年には「インテリジェ
ント台湾」を推進し続け、人材、経済、エコシステムの 3 つの主要分野
に向けて取り組みます。2020 年はさらに「デジタル人材発掘プロジェク
ト」を始動させ、無料のデジタル育成資源を提供して、8,000 名のデジタ
ルトランスフォーメーション関連人材を育成する予定です。
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