新竹サイエンスパーク龍潭園区の新工場操業
日系の台湾日鉱金属が8億台湾元(約27億5,790万日本円)を投じ、新竹サイエンスパーク龍潭園区(台湾北西部、桃園県龍潭郷)に設立した新工場が竣工し、27日に操業を開始した。同社はITO(インジウムとスズの複合酸化物)スパッタリングターゲット生産と半導体ターゲット材の生産を拡大し、内外市場に供給する。
経済部(日本の経済産業省に相当)投資業務処によると、台湾側の関連機関が、立地選定や用地確保、用地賃貸借契約、建築予備審査、建築許可の発行、建築申請産業で、台湾日鉱金属に協力し、投資障壁を排除、新工場の建設をより円滑にした。
台湾日鉱金属は、日本のJX日鉱日石金属の台湾子会社で、台湾には、桃園県八徳市で電子材料を生産する八徳工場、同県観音郷で金属製品を加工・製造する観音工場、中部・彰化県の彰浜工業区で金属廃棄物のリサイクルなどを手掛ける彰浜工場の3工場を持つ。今回、八徳工場を新竹サイエンスパーク龍潭園区に移転する形で新工場が建設された。
資料來源: 経済部投資促進司