日本の日東電工株式会社による海外初の子会社、台湾日東電工株式会社が20日、台湾南部・高雄市に位置する加工出口区高雄園区(以下、高雄輸出加工区)で第三工場の起工式を行なった。投資額は5億台湾元(約18億9000万日本円)で、竣工後、同社の年間生産額は4億5000万台湾元(約17億日本円)増える。
台湾日東電工の昨年の売上げは48億台湾元(約181億6000万日本円)で、前年比7.45%のプラス。高雄加工区の売上げ全体の8.21%を占め、売上げで4位となっている。
同社の主要製品は液晶ディスプレイで使用される偏光フィルム、半導体封止用材料、PVC塩化ビニールテープ、PETポリエステルテープなどで業界で高い知名度を持つ。将来的なニーズに対応し、テープ関連製品の生産ラインと生産能力を拡充するため、台湾日東電工の宮尾圭一董事長(会長)の強い働きかけによって、日本の親会社は第三工場の建設に同意した。
資料來源: 経済部産業スパーク団地管理局