
台湾はアジア太平洋の海空交通運輸の要所に位置しており、世界における経済成長の中心である。台北から北に向かうと東京・ソウル・上海、南に目を向けると香港・シンガポールおよびアセアン各国の首都、とつながり、黄金航空圏を形成している。台湾は57の国家あるいは地域と航空協定を締結、210の国際定期旅客航空路線と114の貨物航空路線を擁し、世界148の都市と結ばれている。
台湾の国内交通網は申し分がない。南北を結ぶ高速鉄道、台湾島を一周する鉄道および2本の南北高速道路があるほか、台北・高雄には地下鉄が開通しており、交通網は綿密にして便利である。北部と南部は一日で往復することができ、ビジネス・保管輸送などの交通コストにおいて高い効率性を実現している。
さらに、水・電気・電信関連の敷設も十分であり、普及率は100%近い。とりわけ、インターネットは基本的にどこでも利用可能である。電子政府が提供するサービスは世界の一流をいっており、先進的なデジタル技術は外国企業のまなざしを集める理由の1つである。
スイス・ローザンヌ経営開発研究所(IMD)は、2025年世界デジタル競争力ランキング(IMD World Digital Competitiveness Ranking 2025, DCR)を発表しました。世界の主要69か国・経済体の中で、台湾は総合第10位にランクインしました。評価の三大構面のうち、台湾は「未来への備え」で最も顕著な成果を示し、世界第3位に躍進し、昨年より3位上昇しました。その他の構面では、「技術」が世界第11位、「知識」が世界第16位となっています。総合的に見ると、台湾は8項目の指標で世界トップ3に入り、特定のデジタル分野で卓越した実力を持つことが示されています。これらの指標から、台湾のデジタル分野は情報技術、研究開発能力、企業のパフォーマンス、高等教育などにおいて優位性を有していることが分かります。
また、台湾では政府機関のリソース統合や民間部門の共同参画により、スタートアップエコシステムが着実に国際的な評価を得ています。国際スタートアップ調査機関StartupBlinkが発表した2025年版「グローバル・スタートアップ・エコシステム・インデックス」において、台湾は世界第25位、東アジアでは第4位にランクインしました。さらに台湾は、ハードウェア&IoT、ソフトウェア&データ、ヘルステックといった分野で優れた成果をあげており、特にハードウェア&IoT分野では世界第2位の評価を受けています。
より詳しくはスイス・国際経営開発研究所(IMD)国際スタートアップ調査機関StartupBlink及デジタル開発部のウェブサイトを参照。