2024-07-09
経済部国際貿易署が推進する「台湾エキスポ・インディア」がニューデリーで開幕した。台湾の企業120社がそれぞれの強みでインド市場の開拓に努める。(経済部サイトより)
経済部(日本の経済産業省に相当)国際貿易署が推進する「台湾エキスポ・インディア(TAIWAN EXPO 2024 INDIA)」がインドの首都ニューデリーで8日、開幕した。台湾の企業120社がそれぞれの強みでインド市場の開拓に努める。中華民国対外貿易発展協会(以下、「TAITRA」 日本での名称は「台湾貿易センター」)の黄志芳董事長(=理事長)は、昨年を上回る規模で、ビジネスチャンスは7,500万米ドルが見込まれると期待を示した。
「台湾エキスポ・インディア」は見本市会場「プラガティ・マイダン(Pragati Maidan)」で3日間開催されている。開幕セレモニーには、ミゾラム州のラルドゥホマ(Lalduhawma)州首相、Sujeet Kumar上院議員、インド商工会議所連合会(FICCI)とインド電子工業会(ELCINA)の代表、インド政府の局長クラスの関係者など大勢のゲストが集まり、大いに盛り上がった。
TAITRAの黄董事長はあいさつの中で、「インドは2018年以降、世界の製造業の中で台頭している。一方、台湾は世界の半導体産業で重要な地位にある。台湾とインドが手を結べば全世界のハイテク産業をリードできる」と述べた。
経済部国際貿易署の江文若署長は、今回の「台湾エキスポ」ではTAITRAの「スマート製造館」と、中華民国紡織業拓展会による「持続可能でイノベイティブな紡績(テキスタイル)コーナー」が設置されていることを指摘、川上・川中・川下の企業が集結し、石油化学産業やシューズ産業、紡績プロセスに関するインテリジェントで高効率の様々なソリューションを展示してインドの巨大なビジネスチャンスを狙うと強調した。
TAITRAはまた、ジェトロ(日本貿易振興会)・ニューデリー事務所ならびに日本の大型商社を招いてシンポジウムと商談会を開催、台湾の企業と日本の企業がインドで協力出来る可能性を探った。
今年の「台湾エキスポ・インディア」の展示面積は5,100平方メートルで、昨年(ムンバイ)の約2.6倍。出展企業数もコロナ禍前の水準にほぼ戻った。展示は3日間。延べ1万5,000人が来場し、1,200社のバイヤーが商談するものと見込まれている。
「台湾エキスポ・インディア」の公式ウェブサイト
https://www.taiwanexpoindia.com/zh-tw/index.html
資料來源: 経済部国際貿易署
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