2019-01-14
科技部(日本の文部科学省に類似)は今年、米ラスベガスで開催されたIT・家電見本市「CES」(1月8日~11日)に、台湾のスタートアップ44チームを率いて参加し、そのうち8チームがCES2019イノベーションアワードを受賞した。
この44チームは科学技術分野のスタートアップで、台湾各地から招集した。その後、CES事務局とシリコンバレーで活躍する台湾出身のエンジェル投資家による二重審査を経て44チームが選ばれた。分野はモノのインターネット(IoT)、情報セキュリティ及びソフトウエア、AI(人工知能)、スマート医療、ウェアラブルデバイス、最先端製造の6大分野に及んだ。
そのうち徳侑科技(Awowo)は独自の特許技術を利用し、本物のドラムの音に限りなく近い電子ドラムを開発。今回のCES参加で100万米ドルの受注を獲得した。禾生科技(GINTEL TECHNOLOGY)は水質検査と改善システムを開発。世界で水産養殖の品質管理が重視されていることに着目したもので、欧州の主要な水質検査会社が関心を寄せている。すでに500万米ドル近い受注を得ている。このほか、楽邦安控(Lubn)がCES2019イノベーションアワードを受賞したほか、TREND FORWARD Capitalが実施する「Forward Thinker Award」と賞金1万米ドルを獲得した。
今年CESに参加したスタートアップ44チームのうち、楽邦安控(Lubn)、傑尼斯控股台湾分公司(GENIUS HOLDINGS CO., LTD TAIWAN BRANCH)、次世代モバイルビデオプラットフォーム「OmniEyes」、禾生科技(GINTEL TECHNOLOGY)、創浄科技(EleClean)、漢穎科技(Han-Win Technology)、台湾骨王(Taiwan Main Orthopedic Biotechnology)、天奕科技(Starwing Technology)の8チームがCES2019イノベーションアワードを受賞した。また、そのうち楽邦安控、傑尼斯控股台湾分公司、「OmniEyes」、禾生科技の4チームが初めて、メディア向けのCES事前記者会見に出席する機会を獲得した。記者会見では、世界各国のメディアに向けて、世界トップクラスの技術や革新的ソリューションをアピールし、高い評価を得た。また、台湾の科学技術のスタートアップ・エコシステムと次世代を担う科学技術産業の競争力の高さを示すことに成功した。
広報担当者:產學及園區業務司 黃冠毓專員
電話:02-2737-7981
電子メール:kyhuang@most.gov.tw
Sources:Taiwan Today;2018年01月14日
資料來源: 科技部
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