2024-10-04
文化部駐日台湾文化センターと日本の紀伊国屋書店が今年も協力して「台湾本フェア」を実施。10月まで日本各地の紀伊国屋書店36店舗で順次開催されている。写真は3日に行われた新宿本店での開幕式の模様。(文化部サイトより)
文化部駐日台湾文化センターと日本の大手書店・紀伊国屋書店が今年も協力して「台湾本フェア」を実施。今年で3年目となる同フェアは8月末から10月まで、日本各地の紀伊国屋書店36店舗で順次開催されている。今年は台湾文化センターが、日本のSNET台湾(特定非営利活動法人台湾教育支援研究者ネットワーク)監修による小冊子《臺灣書旅――台湾の食文化を知るためのブックガイド》を発行。台湾の飲食文化にまつわる日本書籍38冊を紹介している。同ブックガイドはフェア開催期間中、無料で配布されている。
紀伊国屋書店の新宿本店では3日に「台湾本フェア」の開幕セレモニーが行われ、台北駐日経済文化代表処の李逸洋駐日代表(=大使)、日本の超党派議員連盟・日華議員懇談会で会長を務める古屋圭司衆議院議員、自民党青年局の局長である鈴木貴子衆議院議員、紀伊国屋書店の高井昌史会長、SNET台湾の代表理事で日本大学教授の赤松美和子氏、ならびに今回のフェアに参加する各出版社の関係者が参加した。
今年制作した《臺灣書旅――台湾の食文化を知るためのブックガイド》は主に2020年から2024年までに出版された日本語書籍を選定対象にし、台湾の飲食文化に関する文学、エッセイ、ガイド、レシピなどの書籍を紹介。合わせて各分野の専門家や学者らによるコラムも収録している。コラムは飲食文化史、「便当」文化(「便当」は弁当のこと)、地方のB級グルメ、飲料、ジェンダー、夜市文化、家庭料理、食材、国際関係など異なる角度から、深みがありながらやさしい文章で読者に台湾の飲食文化の多面性を探らせるものとなっている。
「台湾本フェア」、及び《臺灣書旅――台湾の食文化を知るためのブックガイド》電子版(PDF版、ダウンロード可能)については同フェアの公式ウェブサイトを参照のこと。
資料來源: 文化部