2023-01-07
経済部(日本の経済産業省に相当)は4日、高雄市、交通部、数位発展部などの関連省庁を集め、高雄市の「亜湾5G AIoT創新園区(=アジアベイエリア5G AIoTイノベーションパーク)」に関する第3回指導会を開いた。経済部の陳正祺政務次長(=副大臣)と高雄市の羅達生副市長が共同で議長を務めた。
高雄市によると、各省庁と高雄市が連携して企業誘致を行った結果、同園区にはすでに国内外企業から154億台湾元(約664億日本円)の投資が行われ、昨年の生産高は327億台湾元(約1,411億日本円)を超えた。また、高雄市における5GやAIoT関連産業のエコシステム形成の一翼を担い、昨年は同園区に入居するスタートアップが倍増した。
経済部によると、「亜湾5G AIoT創新園区」は昨年、仁宝(コンパル)、緯創(ウィストロン)、友達(AUO)、華碩雲端(ASUS Cloud)など大手企業18社の対高雄投資を実現し、アクセラレーター3社、スタートアップ95社が入居。このエリアに5GやAIoT関連産業のエコシステムを作り上げた。また、工業技術研究院(ITRI)や金属工業研究発展中心(MIRDC)などの協力の下、5G及びAIoT技術を活用して台湾中油、中国鋼鉄、台湾塑膠工業(台湾プラスチック)、世豊螺絲、久陽精密など地元大手企業の5Gデジタルトランスフォーメーションを促進するなど産業構造の高度化をけん引した。
Sources:Taiwan Today;2023年01月07日
資料來源: 経済部技術処