2022-07-08
経済部能源局(日本の経済産業省資源エネルギー庁に相当)は6日、欧州委員会エネルギー総局、欧州連合(EU)が台湾に設置する代表事務所、欧州経貿弁事処、駐日EU代表部、駐韓国EU代表部と共同で、「EU-台湾-日本-韓国洋上風力発電フォーラム」を開催した。同フォーラムでは、経済部の王美花部長(経産相)、欧州委員會国際パートナーシップ総局のErlendas Grigorovic副局長、欧州経貿弁事処のThomas Jürgensen代理処長、駐日EU代表部のHaitze Siemers大使 、駐韓EU代表部のMaria Castillo Fernandez大使が開幕のスピーチを行った。
台湾は近年、EUとの再生可能エネルギー分野における交流が頻繁に行われている。同フォーラムではさらに、日本や韓国などの洋上風力発電のアジア太平洋地域におけるサプライチェーンの重要なメンバーが招かれた。洋上風力発電に関する意見交換や詳細な議論が行われ、世界と地域のサプライチェーンの協力チャンスを促した。台湾、EU、日本、韓国の産官学の有識者がオンサイトまたはオンラインで参加した。
王美花部長は、「EUは台湾にとって重要な貿易パートナーで、台湾、日本、韓国も近年、洋上風力発電の開発において、大きな進歩を遂げている。台湾、EU、日本、韓国の交流は、洋上風力発電のサプライチェーンにおける協力を促進するだけでなく、アジア太平洋地域全体における関連産業の統合を強化している」と述べた。
同フォーラムでは、東アジアとヨーロッパにおける洋上風力発電の配置、地域の洋上風力発電サプライチェーン及び浮体式洋上風力発電の構築などについて、意見交換や議論が行われた。
Sources:Taiwan Today;2022年07月08日
資料來源: 経済部能源局