2018-07-03
経済部(日本の経產省に相當)と台灣南部·高雄市が共同で行う「2018 APEC O2Oサミット」が高雄展覧館(高雄展覽中心)で2日に開幕した。沉栄津経済部長(大臣)と高雄市の史哲副市長,並びにアジア太平洋地域の20の経済體から參加した政府關係者,O2O(在線到離線オンラインから実店鋪への來店促進)に關する國際的な専門家,多國籍企業の代表らが開幕式に出席した。
サミットにはフィリピン,タイ,マレーシア,ベトナムなど20カ國の代表が出席し,世界のデジタル経済の発展トレンド,中小企業のデジタル技術を用いた変革,スタートアップの経験などが主な議題となった。また,「スタートアップ·ショーケース」,「AR / VR(拡張現実とヴァーチャル·リアリティ)體験」,「國際投資に關する商談 」の三つのテーマで展 エリアが設けられた。海外のスタートアップ企業10社,並びに台灣から50のスタートアップチームが一堂に會し,IT技術を駆使した金融サービスであるフィンテック(Fintech),AI(人工知能),的IoT(モノのインターネット),AR / VRなどの新たなテクノロジーをサミットの議題に加えた。台灣のスタートアップ企業と中小企業が先見性とイノベーション能力に満ちていることが示された。
APEC(アジア太平洋経済協力)は台灣が正式な會員資格を持つ重要な國際組織。台灣は2016年,「APEC中小企業O2O新ビジネスモデル応用イニシアチブ」の執行をフィリピンと共に提案した。アジア太平洋地域におけるスタートアップ企業と中小企業がO2Oの新ビジネスモデルを用いてデジタル経済のビジネスチャンスに參與し,ネットワークを通じて実體のある業務 の推進を図っていくことを提唱している。
Sources:Taiwan Today;2018年07月03日
資料來源: 経済部商業司