2022-11-17
教育部(日本の文科省に類似)は、APEC地域の若者の起業を支援するプロジェクト「APEC区域青年創新創業計画(Asia-Pacific Youth Innovation & Entrepreneurship Project、略称YIE)」の一環として11月16日から18日までの3日間、台北市内で起業に関するAPECフォーラム「APEC創新創業與未来工作型態論壇(APEC Forum on Entrepreneurship for the Future of Work)」を開催している。新型コロナウイルスの感染が始まって以来、初めて海外からスピーカーと参加者を招聘した。久しぶりの対面式の交流を通して、国際関係を促進し、地域の連携を強化するのが狙い。APEC加盟国・地域のうち17のエコノミーと台湾から、起業を目指す若者計95人が集まった。これは同フォーラムとしては過去最多の参加者となる。
初日となった16日は、数位発展部の唐鳳(オードリー・タン)部長(=デジタル大臣)が招かれ、これからの産業とデジタル・トランスフォーメーションについて語った。また、もう一つの基調講演では台湾創意工場(TMI)の何明彦氏が、過去10年間余りにわたるベンチャー・キャピタル管理の経験について語り、これからの産業の起業形態と趨勢について知見を共有した。メディアなどで「ブロック・チェーンの天才」と呼ばれる図霊鏈科技(Turing Chain)の共同創業者・胡耀傑氏も、滞在先の日本・福岡県からオンラインで参加し、コロナ後の地域を越えた経済復興の現状について報告した。
このフォーラムは教育部が主催し、国立台北科技大学が委託を受けて実施した。アジア太平洋地域の若者や、これから起業を志す人々が交流することにより国際的視野を広げ、エコノミー間の連結強化を促進するのが狙い。さらにはAPEC域内の経済繁栄と持続可能な発展という目標達成を目指す。
資料來源: 外交部
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