2022-04-20
台湾の「医療グローバル化」を促進する財団法人、「Medical Excellence Taiwan(MET)」は19日、除幕式を行った。METは台湾の12の医療機関、3つの学術団体、4つの関連業者による寄付で設立された。
除幕式及び討論会に出席した頼清徳副総統はあいさつで、「2018年以降、台湾の医療機関は、蔡英文総統が推進する『一国一中心』プロジェクト(インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナムの6か国との医療交流を強化する計画)に呼応している。近年では、新南向政策(台湾が東南アジア、南アジア、ニュージーランド、オーストラリアの計18カ国と幅広い関係強化を目指す政策)の対象国から延べ51万人余りが医療サービスを受けるために台湾を訪れた。担当した医療機関は、台湾の医療技術とレベルを示すために最善を尽くすことで、台湾の国際医療サービスを受け身から自発的な姿勢へと変化させた」と説明した。
頼副総統によると、METの設立は、台湾の国際医療サービスがグレードアップすることと同等だという。かつては、紹介を受けて台湾の医療機関にかかるという受動的なシステムだったが、現在は、台湾が自発的に働きかけ、現地に赴き病院を設立、医療サービスを提供するまでになった。頼副総統は、METの開設は皆が国際医療ナショナルチームの一員であることを示すものだと述べた。
頼副総統はまた、MET設立のために尽力し、支援を行った組織へ謝意を表し、成功そして勇敢な第一歩を踏み出したことを称えた。そして、今後も台湾の人々が一致団結して困難に打ち勝ち、医療サービスの国際化に向けて、さらなる発展を遂げるよう期待を寄せた。
資料來源: 外交部
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