2017-09-21
日台ビジネスマッチングで再び協力提携を!経済部中小企業処の主催、工業技術研究院の実行、福井商工会議所・台湾電子設備協会・台湾機械工業同業公会・台日産業技術合作促進会の共催による「2017年日台先進製造加工企業提携商談会」が、本日(21日)台中烏日で開催されました。福井県、静岡県から製造、加工業者8社が訪れ、台湾の中小企業と、製造、技術、市場、資金などの面におけるマッチングと商談を行いました。提携の機会を得ようと、多数の台湾企業も参加しました。
近年、ハイテク、精密機械産業領域の開拓に挑む大台中地区(台中、彰化、南投)は、かつて台湾の中小型加工業が最も密集していた地域です。産業の上流下流の結合性が高く、製造業クラスターの実力が世界でも高く評価され、現在「60kmのゴールデンバレー」と呼ばれるまでに発展したことは、当地の中小企業が知恵を出し合って協力した結果であり、この点は製造加工技術をリードする福井県、静岡県の持ち味とよく似ています。福井、静岡県の技術的強みは、台湾の現在の産業イノベーション計画における領域と類似しており、日台双方の中小企業に多様な提携のチャンスがあります。福井商工会議所の寺川直輝部長は、日台友好に基づく交流と商談に高い評価と期待を表明し、日台双方が提携拡大について認識を深めれば、必ずウィンウィンを成功させて成果を共有することができ、双方のさらなる交流を促進できるに違いないと語りました。
この商談会に参加した日本企業8社は、切削加工機、省力自動化設備設計、金属塗装改良技術、特殊部品の鍛造、多元材質のめっき・コーティング、バイオメディカルなどの領域に渡っており、いずれも高い専門性を有する業者です。鯖江工業所、福井鋲螺、岩間工業所の3社は精密加工、特注加工用の自動化設備を専門に取り扱っています。マーベルコーポレーションは環境保護対応防腐剤で屋外の木材の使用寿命延長化を実現します。北陸濾化はバリ取り技術により、複雑な形状の部品や極小部品のバリを容易に除去して加工時間を短縮します。NCCは低温環境下でのイオンプレーティング加工技術を可能にし、耐熱金属しか選択できなかった従来のコーティングの制約を打ち破り、コーティングの可能性を拡大しました。これら日本の業者と大台中工業区の性質とニーズが一致したことで、マッチング商談は活発に進められました。バイオテクノロジーブームは商談会会場にも及びました。ホソダSHCはアンチエイジング、高齢者の認知症防止の効果があるサプリメントの原料を披露しました。画像解析・計測ソフトで日本最大の市場シェアを持つ三谷商事もこのバイオテクノロジーの商機を見込んで、ソフトウェアをバイオ、バイオテクノロジー、病理方面への応用可能なまでにアップグレードし、医療産業が発達した台湾の業者の熱い視線を集めました。
経済部中小企業処はここ6年、「日台中小企業提携交流推進プラットフォーム(台日合作平台)」をとおして、ビジネスマッチングイベントを40回以上開催し、日本企業300社と台湾国内企業450社の商談を1,800件以上進め、提携成功案は60件以上に上ります。さらなるビジネスマッチングのイベントと情報については、中小企業ビジネスマッチング統合サービスサイトwww.technomart.org.twに掲載しています。事業主、ビジネスマネージャー、企業内研究・開発者の皆様にご覧いただければ幸いです。
本案件スポークスパーソン:経済部中小企業処 蘇文玲副処長
事務所電話:02-23680816内線203
電子メール:wenling@moea.gov.tw
本案件広報連絡担当者:経済部中小企業処 郭玲琳科長
事務所電話:02-23680816内線213
電子メール:linglin@moea.gov.tw
資料來源: 経済部中小企業処
Juiker アプリ - 無料通話
一緒に Juiker しましょう